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VA/VEを実現したい
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高精度パイプフレームにおけるフレーム設計のポイント③(内部スペース確保)
フレーム内部をものが通過するなど、フレームに開口部が必要になる高精度パイプフレームは設計時に注意が必要です。上図のようなパイプフレーム形状は、板金フレームやパイプフレームに限らず、自重によって倒れ、形状歪みが生じやすい形状と言えます。
フレーム内部に開口部があるようなフレーム形状においては、補強材を最低1箇所は入れることで強度を大幅に向上させることが可能になります。上図のようなパイプフレームにおいては、1箇所の補強追加で自重による倒れこみをほぼ抑えることが可能になります。
パイプフレームに限らずフレームに開口部が必要になるフレーム形状は、自重による倒れこみが起こりやすく、補強材をどのように配置するかが重要なポイントとなります。上記のようにたとえ1箇所であってもフレームに倒れこむ方向に対する補強を入れることで、自重による倒れこみ、精度の悪化を防ぐことが可能になります。