設計技術者のVA/VE実現に貢献!!パイプフレーム・構造体加工技術ハンドブック
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VA/VEを実現したい

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高精度フレームパーツにおける板金からパイプへの置換えのポイント②(歪み対策)

板金によってフレームパーツを作る場合、反りが発生しやすく組み立て時に修正等の作業が発生し、工数が増えコストアップの原因になってしまいます。特に高精度フレームを構成する場合、板金部品はこの修正工数が膨大になってしまいます。

パイプからの切り出しによりフレームパーツを作る場合、パイプは引き抜き成形により製造されるため板金と同じような歪みは発生しません。特に高精度フレームを構成する場合は、板金と比較すると現場での調整工数を大幅に抑えることができ、トータルコストダウンを実現できます。

板金による長尺部品は歪みが発生やすく、特に高精度を要求されるフレームの場合は大幅なコストアップにつながってしまいます。板金に代えてパイプ材を中心とした設計に変更することで精度出しを容易に行うことが可能になり、トータルコストダウンにつながります。

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