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VA/VEを実現したい
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高精度フレームパーツにおける板金からパイプへの置換えのポイント③(穴位置精度向上)
板金の高精度フレームにおいては溶接時をはじめとして歪みが起こりやすく、各位置の精度にばらつきが生じやすくなります。特に通常、穴は一枚板の時点で穴あけを行ってから3次元的に組み立てるため、穴あけ時や工事の誤差に加え、組み立ての誤差が加わり、最終工程にて初めて不良が発覚するなど、大きなトラブルに繋がります
高精度フレームにパイプを採用することで穴位置のトラブルを軽減することが可能になります。板金と比較すると溶接時の歪みは生じ難く、またパイプ単体部品に穴加工を施すので、各穴位置の誤差等も板金と比較するとはるかに生じ難くなり、組み立てのコストダウンを実現することができます。
高精度フレームにおいては溶接による歪みをどうするかが重要なポイントです。特にフレームの穴位置等は歪みの影響が最終の組み立て時になって分かるため、修正を行う際も時間の損失が大きくなってしまいます。歪みの影響が大きく出やすい板金からパイプを用いたフレーム設計へと変更することで安定した高精度フレーム製作が可能になり高精度化、コストダウンにつながります。